2024 年 4月 30日 (火)
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韓国「電気飛行機」新興企業、フランス未来航空モビリティーと協力模索

フォーラムで発表するトフモビリティーのチョン・チャンヨン代表=トフモビリティー(c)KOREA WAVE

韓国の電気飛行機スタートアップ「トフモビリティー」は22日、韓国産業通商資源省と仏経済財政省が主催した第8次2024年度韓・仏新産業協力フォーラムに未来航空モビリティーの代表企業として参加したと明らかにした。

フォーラムは、グリーン産業と持続可能な社会のための韓仏両国間の技術協力を議論するために開催された。産業通商資源省のオ・スンチョル産業基盤室長と仏経済財政省企業総局長や両国政府関係者、産学関係者約200人が参加した。

フォーラムは、次世代モビリティー、電気自動車バッテリー、低炭素部品など6つの分野で開催された。両国の共同研究開発(R&D)の成果を共有し、産学間の協力課題を見つけてグローバルパートナーを探索するために「トフ」を含む参加企業が発表した。

トフは環境にやさしい電気飛行機の運航を計画している航空会社だ。昨年7月の設立後、スロベニアの「ピピストレル」、オーストリアの「ダイヤモンド・エアクラフト」など電気飛行機メーカー、充電器メーカーとさまざまな技術協力を締結している。次世代モビリティーとバッテリーに対する技術力が認められ、今回のフォーラムに参加した。

トフは、今回のフォーラムをきっかけに、フランスの未来航空モビリティー(AAM)関連の新規協力を模索する。フランスは持続可能な航空産業の先導国家として、昨年5月、列車で2時間半以内に移動可能な航空路線を廃止する法案を通過させるなど、気候変動に対応している。

オ・スンチョル産業基盤室長はあいさつの中で、先端技術やサプライチェーンとの連帯の中核パートナーとして、両国間の協力の重要性を強調した。トフのチョン・チャンヨン代表は「電気飛行機は潜在性の大きい産業だ。生態系構築をはじめとするフランスの先進技術の協力を期待する」と話している。

(c)KOREA WAVE

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