2024 年 4月 23日 (火)
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ソウル市が評価「電動車椅子の運転練習場」

冠岳区が設置した電動車椅子運転練習場(冠岳区提供)(c)news1

ソウル市が選んだ改善優秀事例TOP6(c)NEWSIS

ソウル市は今年の「ソウル市苦情サービス改善優秀事例」TOP6を発表した。不合理な苦情処理手続きを合理的に改善したり、社会的弱者に配慮したりするサービスによって社会的価値を実現した事例が選ばれた。

最優秀事例は、冠岳(クァナク)区の「全国初、障害者電動車椅子運転練習場造成~電動車椅子も運転の練習をしてください!」が選ばれた。

冠岳区は電動保障区の普及が拡大したことで、逆に運転事故が増加している。障害者ら「移動弱者」の事故予防と運転能力向上のため、専用運転練習場を造成した。障害者と非障害者(文末参照)の双方が安全で差別のない共存の土台を作った点が評価された。

優秀苦情サービス事例として、西大門(ソデムン)区の「家族世話青年(ヤングケアラー)支援事業」と、市福祉政策課の「国民基礎受給者申請時ソウル型基礎受給同時申請義務化」の2つのサービスが選定された。

魅力賞には、鍾路(チョンノ)区の「訪ねて聞いて改善した視覚障害者0.3メートル安全距離、誤差なく確保」が選ばれた。

〇ことば 非障害者

韓国で「障害者ではない人」を表す際に使用されている。韓国ではかつて障害のない人を「一般人」「正常人」などと表現してきた。だが、障害者を「一般的ではない人々」「正常ではない人々」というニュアンスでとらえられることになるため、さまざまな議論はあるものの、メディアなどでは「非障害者」という用語が使われている。

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