2026 年 6月 16日 (火)
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韓国ファッション市場にスリムフィット再浮上…肥満治療薬拡大で変化

GLOWNY公式インスタグラムより(c)MONEYTODAY

韓国でウゴービやマウンジャロなどの肥満治療薬が急速に広がる中、ファッション市場にも変化の風が吹いている。一時期流行したオーバーフィット中心のスタイルに代わり、体のシルエットを自然に強調するスリムフィット衣類が再び注目されている。体形の変化を経験した消費者が増え、関連衣類やインナーウェアの需要もともに増加している。

ファッション業界によると、主要ファッションプラットフォームとブランドモールで2026年に入り、スリムフィット関連商品の販売が大幅に増えた。ムシンサ(MUSINSA)が運営する「29CM」では、2026年1~5月のスリムフィット関連商品の取引額が前年同期比で大きく増加した。スリムフィットTシャツの取引額は224%、スリムフィットブラウスは112%増えた。ラインを強調する代表的アイテムであるブーツカットパンツの取引額も220%増加した。

ファッションプラットフォーム「エイブリー(ABLY)」でも似た流れが見られた。2026年1~5月に「スリムフィット」キーワードを含む商品の取引額は前年同期比57%増加した。細かく見ると、スリムフィットブラウスの取引額は283%増え、スリムフィット半袖商品は73%増加した。

消費者の関心は購入段階以前から表れている。同じ期間、エイブリーアプリ内で「スリムフィット」検索フィルターの利用回数は12%増加した。単に特定商品の販売が増えたのではなく、スリムフィットスタイルそのものを積極的に探す消費者が増えているという意味だ。

ブランドモールでも関連需要の拡大が確認される。LFモールのスリムフィットキーワード関連製品の売り上げは、2026年に入り着実な成長を見せている。特に春から初夏にあたる3~5月の需要が大きく伸び、5月の売り上げは前年同期比で約30%増加した。2026年1~5月の累計売り上げも前年より約10%増えた。

体形を自然に見せるスタイルが広がり、関連インナーウェア市場も成長している。LFモールの「ブラトップ・ひもキャミソール」カテゴリーの売り上げは、同じ期間に前年の約3倍に増加した。

業界では、こうした変化の背景として肥満治療薬市場の拡大を挙げる。減量に成功した消費者が増え、体のラインを見せるスタイルへの心理的なハードルが下がっているという分析だ。過去には体形を隠すためのオーバーフィット衣類が人気を集めたが、最近は変わった体形を積極的に表現しようとする需要が増えているという。

実際、韓国の肥満治療薬市場は急成長している。健康保険審査評価院によると、2026年1~3月期のウゴービとマウンジャロの処方件数は80万件に達した。特にマウンジャロは3月、月間処方件数が初めて20万件を突破し、22万8199件を記録した。

肥満治療薬の広がりに伴う消費パターンの変化は海外でも見られている。米紙ウォールストリート・ジャーナルは最近、ウゴービなど肥満治療薬ブームにより消費者の体形変化の速度が速まり、衣料業界の返品・交換が増えていると報じた。減量後により小さいサイズの服を購入したり、既存商品を交換したりするケースが増えているという。

ファッション業界は、今回のスリムフィット熱が単なる流行を超え、ライフスタイルの変化と連動した現象だと見ている。健康管理と運動への関心が高まり、体形管理が日常化する中、体のシルエットを自然に見せるファッションへの好みが強まっているということだ。

ファッション業界関係者は「数年間続いたオーバーフィット中心のトレンドが次第に多様化する中、体形管理への関心が高まり、スリムフィットスタイルが再び注目されている。肥満治療薬の拡大と運動・フィットネス文化の成長が重なり、関連需要が続く可能性が高い」と話した。

(c)MONEYTODAY

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