2024 年 5月 17日 (金)
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コンビニ弁当の売り上げ急増…物価高におびえる20~40代

ソウル市内のコンビニで昼食のために弁当とラーメンを選ぶ客(写真=BGFリテール)©MONEYTODAY

韓国で外食物価が高騰し、コンビニ弁当を求める人が増えている。食堂より安く食べられる弁当など、コスパ商品で食事を済ませようとしているのだ。

コンビニ業界関係者によると、CUやGS25、セブンイレブンなど国内主要コンビニ業者の簡便食品関連の売り上げが急増している。物価高で外食の価格が上昇したため、コンビニ弁当などで食事にかえる20~40代が増加したのだ。

CUの場合、今月1~19日の弁当売り上げが前年同期対比29.6%急増。この3年間で最も高い伸び率だ。

年齢別に見れば10代が4.9%、20代24.1%、30代26.5%、40代24.6%、50代14.5%、60代以上5.4%だった。外食が多い20~40代の比重が75.2%を占めた。このほか、三角おにぎり(35.1%)、キムパプ(26.7%)、サンドイッチ(24.9%)、ハンバーガー(24.0%)などコンビニの簡便食メニュー全体の売り上げが増加傾向を見せている。

物価上昇に外食を楽しんでいた20~40代がコンビニに方向を変え、コンビニの売り上げが跳ね上がっているわけだ。特に物価上昇の憂慮が大きかった先月には、購読クーポンサービスの使用量が前年より68.9%増加した。

GS25も同期間、弁当の売り上げが前年比48.6%増えた。冷蔵簡便食(40.2%)、野菜(69.6%)、果物(36.9%)など物価上昇の関連商品の売り上げ伸び率が高かった。セブンイレブンも弁当の売り上げが35%ほど増え、冷蔵簡便食(20%)、ラーメン(30%)など商品群の売り上げが増加傾向を見せた。

©MONEYTODAY

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