岸田文雄首相は7日、1泊2日の日程で韓国を訪問する。韓国警察庁はその際、昨年5月に訪韓したバイデン米大統領と同レベルの「A等級警護対象」の警護を実施する。
警察庁は4日、ユン・ヒグン警察庁長主宰で警護・警備対策会議を開き、こうした方針を議論した。ソウルの日本大使館や大使官邸など関連施設に対する警備も大幅に強化される。
警察は岸田首相の訪韓期間中、ソウル警察庁と京畿（キョンギ）南部警察庁などに警備非常段階を発令する。また、ソウル庁傘下の一部管轄警察署では警備非常段階の中で最も高い「甲号非常」を発令する。
甲号非常が発令されれば、警察官は年次休暇が中止され、徹底した警戒態勢が敷かれる。
警察は首脳会談や晩餐会場、岸田首相の訪問地などでも警護・警備を強化する。
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