
SNSで「6月は1カ月ずっと雨」「史上最悪の梅雨」といった情報が拡散する中、韓国の気象当局がこれを明確に否定した。
韓国気象庁は14日、「SNS上で広がっている梅雨予測は公式発表ではない」とし、誤情報への注意を呼びかけた。
拡散された投稿では、済州は6月19日から7月20日、南部は6月23日から7月24日、中部は6月25日から7月26日と、具体的な日付まで示されていたほか、「短時間の集中豪雨」「梅雨後に記録的猛暑」といった表現が並んでいた。
しかしこれらは、2026年の気象条件を反映した予測ではなく、過去の平均(1991年~2020年)データを単純に加工したものに過ぎないと説明された。
また、梅雨期間中ずっと雨が降り続くかのような内容も、実際の気象の特徴とは異なると指摘している。
梅雨は、暖かく湿った空気と冷たい乾燥した空気がぶつかり前線が停滞することで発生するが、雨は断続的に降るのが一般的で、期間中ずっと降り続くわけではない。
気象庁は、気候変動の影響で降雨の変動性が高まっていることから、2009年以降は梅雨の開始や終了時期の予報を取りやめている。現在は短時間の強い雨が繰り返される傾向が強く、「雨期」として捉える議論も進んでいる。
2026年の梅雨の時期や強度については、現時点で断定できる段階ではなく、4月末に発表予定の3カ月予報が重要な手がかりになる見通しだ。
専門家は、SNS上の未確認情報に惑わされず、公式機関の発表を確認するよう呼びかけている。
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