2026 年 6月 23日 (火)
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「自分の剣がない」政治デモの建物封鎖で装備紛失の危機…韓国・五輪金オ・サンウク、借りた剣でアジア選手権頂点

国際フェンシング連盟インスタグラム(c)MONEYTODAY

フェンシング男子サーブルの韓国代表、オ・サンウク(30)が19日、インド・ニューデリーで開かれたアジア選手権の個人戦決勝で中国選手を15—8で破り、2年ぶり2度目の優勝を果たした。韓国国内の政治混乱に伴う「装備の紛失」という異例の悪条件を乗り越えての快挙となった。

今回の金メダル獲得の裏には前代未聞のトラブルがあった。韓国では6月の統一地方選挙での投票用紙不足問題を巡り、選管などを糾弾する抗議デモが激化。大韓フェンシング協会が入居するソウル市内(オリンピック公園内)の建物がデモ隊に封鎖され、実務が麻痺する事態に陥った。

この影響で、オ・サンウクら代表選手は遠征前に競技用の剣などの個人装備を建物から搬出できなくなるトラブルに見舞われた。選手らは急遽、それぞれの所属チームから機材を借り受けるなどして今大会に強行出場していた。

オ・サンウクは自身の装備がない急造の環境ながらも順調に勝ち進み、準決勝では同僚のド・ギョンドン(27)との韓国勢対決を制して頂点に立った。敗れたド・ギョンドンも銅メダルを獲得した。

オ・サンウクは2024年パリ五輪の個人・団体金メダリスト。

(c)MONEYTODAY

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