
韓国LGグループのLG AI(人工知能)研究院がこのほど、英ロンドン証券取引所グループ(LSEG)やキウム証券と戦略的3者業務協約(MOU)を締結した。3者は、AIが投資判断の根拠まで説明するAI投資サービスの国内初の商用化に乗り出す。
メガ・ニュース(MEGA News)のイ・ナヨン記者の取材によると、今回の協約は▽キウム証券の投資家プラットフォームで銘柄別の予測スコアと解説を提供するリテールAI投資インサイトの高度化▽AIとデータプラットフォームの能力を結合した資産管理特化サービスの共同発掘▽AI基盤の投資サービス市場標準を先導するための共同マーケティング――の三つの方向で推進される。
鍵を握るのはLG AI研究院の金融AIエージェント「エクサワン-BI(EXAONE-Business Intelligence)」。予測スコアのみを算出する従来のAIと異なり、判断根拠と解説をあわせて提供することで、投資家がAIの論理を確認できるようにした。テキスト・数値データを統合活用し、すべてのセクターと産業について分析・予測し、判断根拠まで提示する方式だ。
エクサワン-BIは、4つのAIエージェントが協働する構造で設計された。ニュース・開示・マクロ指標などの外部データをリアルタイムで収集・精製するAIジャーナリスト、市場の流れと経済見通しを予測するAIエコノミスト、核心要因および異常信号を見つけてレポートを生成するAIアナリスト、シナリオを総合比較して最終スコアを算出するAI意思決定者で構成される。
LG AI研究院はLSEGとともに2026年初めから、エクサワン-BI基盤のデータ商品「AEFS(AI-Powered Equity Forecast Score)」を世界中の投資家に販売している。LG AI研究院は、AIエージェントが金融市場をはじめ多様な産業現場で人の意思決定プロセスを支援できるよう、技術を高度化していく。
LG AI研究院長のイム・ウヒョン氏は「金融AIエージェントは正確性と同じくらい説明可能性と信頼性が重要だ。当社のバーティカルAI技術がグローバル金融インフラと結びつき、実際のサービスへとつながる事例という点で意義が大きい」と強調した。
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