
韓国の俳優キム・セロンさん(今年2月死去)が満15歳だった2015年、12歳年上の俳優キム・スヒョンと不適切な交際をしていたという主張が浮上するなか、中国をはじめとする海外のネット上でキム・セロンさんの過去の映像が再び注目を集めている。
X(旧ツイッター)や中国の短文投稿サイト「微博(ウェイボー)」などSNSに13日、キム・セロンさんが子役として出演した映画「私の少女」の主要シーンが編集されて拡散された。
「私の少女」は2014年5月に公開された映画で、イ・チャンドン監督が制作を担当した。キム・セロンさんは作品で、義理の父親から虐待を受け、学校ではいじめに遭う中学生のソン・ドヒ役を演じた。
撮影当時、キム・セロンさんは演じたキャラクターと同じ年代であり、デビュー初期に比べて多少成長していたとはいえ、まだあどけなさが残る顔立ちと痩せた体型だった。
また翌年2015年に放送されたドラマ「華麗なる誘惑」やウェブドラマ「TO BE CONTINUED」でも子役を務めていた。「TO BE CONTINUED」ではメイクが濃くなったものの、衣装は依然として制服姿だった。
キム・セロンさんの遺族によると、この時期からキム・スヒョンと交際関係にあったとされる。
キム・スヒョンの所属事務所は、当初からキム・セロンさんとの交際説を強く否定してきた。だが2人がスキンシップをとっている写真や、キム・スヒョンがキム・セロンさんに送ったとされる恋文が公開されると、来週中に立場を表明すると明らかにした。
海外ネットユーザーからはキム・スヒョンに対する強い批判が相次いでいる。SNSでは「彼女は精神的にも肉体的にもまだ子どもだった」「30歳の男がどうしてこんなに幼い少女に惹かれ、交際までしたのか理解できない」といった反応が多く寄せられた。
特に欧米圏では、未成年者との交際は「グルーミング犯罪」(言葉巧みに手なずける手口)に該当するという指摘が目立った。
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