
韓国の国立科学捜査研究院がこのほど、死亡した歌手フィソンに対する解剖を実施したものの、一次所見は「死因不明」だった。
ソウル広津警察署によると、同研究院はフィソンの解剖結果について「死因は特定できない」とする一次口頭所見を警察に伝えた。最終的な薬物に関する精密検査の結果が出るまでには、さらに約2週間がかかるという。
フィソンは10日午後6時29分ごろ、ソウル市広津区にある自宅アパートで心停止の状態で発見され、その後死亡が確認された。遺体の周囲からは注射器が発見されており、現在、事件性の有無についても調査が進められている。これまでに外部からの侵入や他殺を疑わせる状況は確認されていない。
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