韓国IT大手カカオ傘下カカオゲームズのモバイルゲーム「ウマ娘プリティーダービー」(ウマ娘)が、韓国版で「トレーニングパス」(育成によってポイントが蓄積され、一定値に達すると報酬を得られる新機能)を日本よりも約半年早く導入する予定だ。これは韓国版リリース2.5周年を記念した措置で、韓国ユーザーの利便性向上を目的としている。
「ウマ娘プリティーダービー」は、競走馬をモチーフにした少女キャラクターを育成し、競走するゲーム。日本のサイバーエージェントグループ(CyberAgent)の子会社「サイゲームズ(Cygames)」が開発し、カカオゲームズが韓国での配信を担当している。韓国では2022年6月に初めてリリースされた。
トレーニングパスは有料・無料の両方に対応している。この機能を使うと、特定シナリオでレースを続行する条件が緩和される。また育成成果に応じてレースの「コンティニュー」可能回数が増加する。
さらに特定キャラクターの親密度ランクの上限解放が可能となり、一定ランクに到達するとそのキャラクターの私服も獲得できる。
カカオゲームズの関係者は「日本で高評価を得た機能を韓国版にはより早く導入することで、ユーザーの利便性を高めたい」と述べている。
(c)news1