2024 年 10月 18日 (金)
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DX、ロボット、AI、宇宙…韓国企業が「未来教育」に本腰

「ヌリ号1段発射体エンジン」をみる小学生ら(c)NEWSIS

子どもや青少年に「未来教育」を提供し、夢を育てる企業が韓国で増えている。デジタルトランスフォーメーション(DX)やロボット、AI(人工知能)技術など情報通信(IT)知識を育成するエデュテック(先端技術を取り入れた教育)から宇宙科学産業をリードする人材のためのアカデミーまで多様だ。

関連業界によると、ロボットエデュテック企業「エイラックス」は子どもたちにAI、ロボット、ドローンなど未来テクノロジーの教育に力を入れており、ロボットエデュテックを経験した人数だけで30万人以上に上る。

最近では、国際IoT(モノのインターネット)家電ロボット博覧会に参加し、教育用ドローンとロボットを披露。コーディング教育アカデミー「エイスターコーディング」を開設し、独自の教育を進めている。

モビリティ産業をリードする人材育成に向けた動きも早い。現代自動車は2016年から「未来モビリティ学校」を運営。自動車の工学的原理を簡単に楽しく学ぶことができ、体系的な体験学習を提供する。

今年はクリーンモビリティと持続可能性をテーマに未来に新しく登場するモビリティを取り上げており、クラブ活動や放課後学習にも応用できるよう工夫している。

ハンファグループの宇宙事業を総括するハンファスペースハブと韓国科学技術院(KAIST)が共同運営する「宇宙の小石」は宇宙に関心のある中学1・2年生なら誰でも申請できる教育プログラムだ。政府が目指す月探査や火星着陸など国内宇宙産業・研究に携わる人材を養成するために作られた。

「韓国版NASA宇宙学校」と呼ばれ、科学・技術・工学・数学などが融合したカリキュラムを提供。今年5月に募集した2期プログラムの参加者は7月から6カ月間、KAISTで基礎科学理論と宇宙人文学講義を聞き「経験型宇宙ミッションプロジェクト」に参加する。

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