韓国で、今夏の休暇への期待感がいつにも増して高まっている。抑えていた旅行に対するリベンジ消費心理が加わり、経費負担の大きい高価な旅行商品が飛ぶように売れている。
流通業界も関連需要攻略のためのマーケティングを展開している。現代ホームショッピングによると、今年1～4月の旅行商品の売り上げ伸び率は前年同期比483％に急増した。前年より2倍近い商品を準備して積極的に対応している。
高価なプレミアム旅行商品が人気だ。代表的な商品である「ロッテ観光スイスビジネスパッケージ」は1人約800万ウォン（約80万円）であるにもかかわらず、1時間に2500人以上が申し込んだ。
今月14日、CJオンスタイルが現代ツアーと発売したクルーズパッケージは500万ウォン（約50万円）を超える高価な商品にもかかわらず約1000人が相談予約を申し込んだ。今年1月から約10回発売したところ、合わせて1万1000人余りが相談を予約した。
今月7日に放送された北欧放送もやはり約1200人の相談予約が殺到した。現在、エアプレミア北欧路線のビジネスライト座席は7～8月とも満席の状況だ。CJオンスタイルは、人気が高まったため今月計14回の旅行放送のうち北欧放送を4回編成した。
CJオンスタイル関係者は「最近の顧客は、費用が高くても、生きているうちにやってみたい“人生バケットリスト”を実現できる旅行商品を好む」と指摘する。
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