2024 年 12月 23日 (月)
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「コロナブルー」5.7倍…韓国に広がる

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韓国で今年に入ってソーシャルディスタンス施策が徐々に緩和された。電子出入名簿(KI-Pass)が廃止され、新型コロナウイルス防疫パスもなくなった。

その一方、第1四半期の国民の「コロナブルー」(コロナによるストレスからのうつ病や不安、不眠症)は依然として続いている。新型コロナウイルス感染の1日の感染者は現在も依然として1万人を上回り、隔離されている人も相当数いる。

保健福祉省は3日、第1四半期の全国成人2063人を対象にした「コロナ鬱など精神健康実態調査」の結果を発表した。

それによると、憂鬱危険群は18.5%で、新型コロナウイルス以前の2019年の3.2%に比べて5.7倍も高い水準だった。憂鬱危険群の割合は2021年3月に22.8%で最高を記録した後、やや減少傾向にある。30代と女性、所得減少者が、他に比べてうつ病の危険が高かった。

「自殺を考える」という回答者の割合も新型コロナウイルス以前に比べて高かった。2019年の4.6%から2021年3月には16.3%まで増加したが、今年3月には11.5%まで減少した。

それでもまだ新型コロナウイルス感染以前の2.5倍のレベルだ。新型コロナ感染者が増え、外傷後ストレス障害(PTSD)を訴える回答者が12.8%にもなった。

研究チームは「憂鬱危険群は30代、女性、所得減少者が、自殺を考える率は30代、男性、所得減少者が、それぞれ高い。最近は40代の憂鬱危険群が増えており、これに対する注意が必要だ」と強調した。

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