2026 年 6月 11日 (木)
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韓国に5年でAI投資550兆ウォン規模…エヌビディアとSK・ネイバーがAIファクトリー構築へ

「エヌビディア Korea AI Ecosystem Reception」で演説するジェンスン・フアン氏(c)news1

韓国と人工知能(AI)インフラ構築で協力を約束した米エヌビディア(NVIDIA)のジェンスン・フアン最高経営責任者(CEO)が、今後5年間に韓国で3600億ドル(約55兆8000億円)に達するAI投資が進められるとの見通しを明らかにした。SKテレコムと最大5ギガワット(GW)級、ネイバーと1GW級の「AIファクトリー」を構築する計画で、フアンCEOが1GWのAIファクトリーについて600億ドル規模だと直接明らかにしたことから、総投資額は3600億ドルに達する見通しだ。

エヌビディアと韓国企業であるSKグループ、ネイバーの投資比率まではこの日公開されなかったが、過去最大級であることはもちろん、世界的にも最も大きな規模の一つとなるAI投資になる見通しだ。

フアンCEOは訪韓4日目の8日夜、ペ・ギョンフン(裵慶勲)副首相兼科学技術情報通信相と会い、韓国のAIスタートアップとも懇談した。その後の記者ブリーフィングで、フアンCEOは「エヌビディアは韓国に多くの事業機会をもたらした。歴史上最大規模の事業を誘致した。ネイバーと1GW、SKテレコムと最大5GW規模のAIファクトリーを構築している」と説明した。

さらに「1GWのAI工場は600億ドルに達する」と意味深い数字に言及した。フアンCEOの説明通り、AIファクトリーが1GW当たり600億ドルなら、ネイバー、SKテレコムと計6GW級のAIファクトリーを構築する場合、総額3600億ドル(約55兆8000億円)を投資することになる。

フアンCEOは「今回の出張を通じて、SKハイニックス、SKテレコムと大規模なパートナーシップを構築し、韓国の未来に数千億ドル規模の潜在的な事業機会を創出した。韓国に途方もない規模の事業と投資を誘致した。これは一般的な取引規模ではなく、世界がこれまで見たことのない水準の取引だ」と強調した。

また「今後5年間で数千億ドルの収益が韓国に流入するという見通しだ。それは私たちの贈り物であり、私たちのパートナーシップだ」と述べた。

フアンCEOは「私たちは全世界のAIインフラ構築の始まりの段階にあり、今後10年以上にわたりAIインフラを構築していくことになる。世界最高水準のAIエコシステムを備えた韓国が今後発展するためには、AIインフラが不可欠だ」と強調した。

同日午前、SKグループのチェ・テウォン会長とフアンCEOは「AIファクトリー」構築に向けた協力を約束した。エヌビディアが世界市場で進めるAIファクトリー構築にSKグループが主要パートナーとして参加し、両社の協力を高度化する。

ここでSKテレコムは、両社パートナーシップの中核となる「AIファクトリー」構築を担う。アジア最大のAIインフラ構築を目標としており、2027年に初稼働を始め、今後ギガワット級の人工知能データセンター(AIDC)へ規模を拡大する計画だ。

フアンCEOは「AIファクトリーは次世代産業革命のエンジンであり、先端メモリーはその性能の核心だ。SKテレコムとエヌビディアは韓国にAIファクトリーを構築するためのパートナーシップを結ぶ。SKテレコムとのパートナーシップにも非常に大きな期待を持っている」と述べた。

続いてフアンCEOは、京畿道城南市にあるネイバーの1784社屋を直接訪問し、イ・ヘジン議長とともに1GW級AIファクトリー構築計画を明らかにした。

フアンCEOは「ネイバーは『小さな国』である韓国で、世界的なAI能力を備えた会社だ。今回のAIファクトリー構築により、ネイバーは10倍大きな会社になる」と強調した。

(c)news1

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