2026 年 5月 29日 (金)
ホーム社会中3女子に無差別集団暴行、動画をSNS投稿……韓国・容疑の少年少女5人検察送致へ

中3女子に無差別集団暴行、動画をSNS投稿……韓国・容疑の少年少女5人検察送致へ

JTBC「事件班長」放送画面キャプチャ(c)MONEYTODAY

韓国・全羅北道高敞(コチャン)で、中学3年の女子生徒が同世代の少年少女らから約2時間にわたり一方的な集団暴行を受ける事件があり、被害生徒の父親がメディアに惨状を訴えた。加害生徒らは暴行の様子をスマートフォンで動画撮影し、SNS(交流サイト)に投稿して見せびらかしていた。地元警察は容疑が固まり次第、加害者らを検察に送致する方針。韓国JTBC「事件班長」が22日報じた。

それによると、被害に遭った女子生徒は中学入学後にあるグループと交友関係を持ったが、グループの暴力的な言動や金品を奪う行為を嫌い、徐々に距離を置こうとしたところ、いじめの標的になったという。グループの一員で1歳年上の少女(17)が「なぜ自分の悪口を言ったのか」と言いがかりをつけ、誤解だと説明しても聞き入れなかった。

先月5日、この少女を含む計5人の加害生徒らは、女子生徒を地下商店街に連れ込み、約2時間にわたって無差別な集団暴行を加えた。

公開された動画には、加害生徒らが「ひざまずけ。何が悪かったのか言ってみろ」と怒鳴り散らし、「みんなで殴れ」「もっと強く」などと暴行を煽る様子が鮮明に記録されていた。さらに、殴られて顔が腫れ上がり涙を流す女子生徒を前に、「今のパンチは弱すぎる、3点だ」「もう一発殴れ」などと、暴行を点数化して嘲笑する光景も収められていた。

主犯格の少女によるいじめは日常化しており、以前から女子生徒の携帯電話に位置情報アプリを無断で導入し、行動を監視していたという。

少女は暴行を働いた直後、女子生徒に対して「私があなたを一番かわいがっているのは分かっているよね」「お姉さん(自分)があまりにも頭にきてやってしまっただけ」などと、犯行を正当化して事件を隠蔽しようとするメッセージを送っていたことも判明した。

トラック運転手として働きながら男手一つで娘を育てている父親は、SNSに投稿された動画を見て初めて事件を知り、学校へ通報した。父親によると、通報後に加害生徒の親ら約10人が自宅に押しかけ、まともな謝罪もないまま「一度だけ見逃してほしい」と口頭で懇願してきたという。さらに、主犯格の少女の母親は、暴行の事実を知りながら他の加害生徒らに「動画を削除しろ」と指示し、証拠隠滅を図った疑惑も浮上している。

女子生徒は現在、精神的に追い詰められ、深刻な心理的苦痛を訴えている。父親は「加害者が犯した罪に見合う、正当な法の下の裁きを望む」と涙ながらに訴えた。学校側は被害生徒の保護措置をとるとともに、学校暴力対策委員会による処分手続きを進めている。

(c)MONEYTODAY

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