2026 年 4月 29日 (水)
ホームライフスタイル「1杯10万ウォンの高級時代は終わった?」…韓国で「1人用カップかき氷」が爆売れする切実な事情

「1杯10万ウォンの高級時代は終わった?」…韓国で「1人用カップかき氷」が爆売れする切実な事情

パリバゲットの新作かき氷=パリバゲット提供(c)news1

韓国で日中の気温が20度を超える初夏の陽気が続く中、コーヒーフランチャイズ業界が早くも“かき氷商戦”に入った。2025年はコストパフォーマンスの良さを前面に出したカップかき氷が人気を集めただけに、2026年は主要ブランドが相次いで新商品を投入し、先取り競争を繰り広げている。

業界によると、スターバックスコリアは新作かき氷の発売を準備している。店内飲食に加え、テイクアウトもできるカップ型で、ドリンクのように手軽に楽しめるのが特徴だ。スターバックスがカップかき氷型の商品を披露するのは今回が初めてである。

業界では、スターバックスの参入をきっかけにカップかき氷市場の競争が一段と熱を帯びるとみている。これまで低価格コーヒーブランドを中心に広がっていた市場に大手フランチャイズが本格参入することで、高級感や差別化を競う流れも強まりそうだ。

パリバゲットも「インジョルミ・カップかき氷」を発売し、かき氷のラインアップを強化した。この商品は、インジョルミシェイクにもちもちしたトッピングと炒り玄米を加え、食感と香ばしさを引き立てた。

低価格コーヒーブランドも素早く動いている。ペクタバンは「丸ごとあずきカップかき氷」を発売し、片手で楽しめる手軽なデザートを打ち出した。デザート39やカフェ1リットルなど中小フランチャイズも、新作カップかき氷を続々と投入している。

カップかき氷ブームは2025年にさかのぼる。2024年までは1杯10万ウォン(約1万1000円)を大きく超える超高級ホテルかき氷が注目を集めていたが、物価高が長引く中、低価格コーヒーブランドの成長と重なって、1人用カップかき氷が急速に大衆化した。

この流れを主導したのはメガMGCコーヒーである。メガMGCコーヒーは2025年夏、「あずきかき氷ジェラートパフェ」と「マンゴーかき氷パフェ」を発売し、口コミで人気を広げた。一部店舗では材料がなくなり、売り切れが続くほど需要が集まった。

その後、コンポーズコーヒーやイディヤコーヒーなどが似た商品を相次いで発売し、市場は急速に拡大した。2026年は、これらのブランドより先に主要フランチャイズがかき氷シーズンを早め、新商品を前倒しで投入するなど、競争が本格化する様相である。

業界では、カップかき氷人気はしばらく続くとみている。1人暮らし世帯の増加に加え、外食物価の負担が重くなる中、手ごろな価格と手軽さを同時に備えた商品への需要が着実に増えているためだ。

業界関係者は、かき氷は代表的な夏の季節商品だが、最近は手に取りやすさと価格競争力を備えたカップかき氷が新たな人気商品として定着しているとみている。2026年は多くの企業が新作カップかき氷を発売すると予想され、ブランドごとの差別化競争はさらに激しくなりそうだ。

(c)news1

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