
韓国・清州の飲食店で13日発生し16人が負傷したLPガス爆発事故を巡り、発生前日にガス漏れを疑わせる異臭が指摘されていたことが分かった。さらに、ガス漏れを感知すると自動で遮断する装置が停止していたことも確認され、事故原因の一つとみられている。
店舗を経営する50代の男性は10日、業種変更に伴い調理設備を設置するためガス配管を交換した。その後、事故前日の12日には「ガスのにおいがする」として施工業者に通報していた。
現場を訪れた業者は、ガス警報が誤作動で鳴った可能性があるとして装置の交換を勧めたが、実際の交換には至らなかった。その後、爆発が発生し、警察の調べでガス漏れ自動遮断装置が作動していなかったことが判明した。
業者関係者は「閉店時にバルブを確実に閉めるよう伝えた」とし、「適切に閉めなければ事故につながる可能性があると説明した」と話している。一方、経営者は警察に対し、12日午後10時まで営業した後、自らバルブを閉めて退店したと説明している。
警察は、施工が適切だったかや通報後の安全点検が十分だったかを調べるとともに、ガス配管など設備自体に欠陥がなかったかについても詳しく確認している。また、施設管理に問題がなかったかについても調査を進める方針だ。
ガス漏れ自動遮断装置は、一定量以上のガスを検知すると警報とともにバルブを閉じる安全装置で、関連法令により使用者が日常的に点検・管理する義務がある。
事故は13日午前3時59分ごろ、清州市興徳区の商業施設で発生し、爆発の衝撃で周辺の建物にも大きな被害が広がった。
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