
韓国・大田の公立小児リハビリ病院で、発達障害のある児童を担当していた言語療法士が、治療中に児童を拘束したままスマートフォン操作や動画視聴に没頭していた疑いが浮上し、保護者の怒りが広がっている。
大田MBCによると、この療法士は治療時間中、児童を姿勢保持装置に座らせベルトで固定し、そのまま携帯電話を見たり映像を視聴したりしていた。児童が苦しそうに体を動かしても対応せず、この状態が約30分続いたケースも確認された。
別の事例では、高校生の患者を座らせたまま放置し、自身はメッセージ送信や動画視聴を続け、さらにイヤホンを装着してタブレットでドラマを視聴していた様子も映像に残っていた。患者が苦痛から自ら髪を引き抜くような行動を見せても、療法士は画面から目を離さなかったとされる。
問題は「治療中なのに異様に静かだ」とする保護者の指摘をきっかけに発覚した。防犯カメラを確認した結果、過去3カ月で同様の不適切行為が401回確認され、被害児童は約50人に上るとされる。
保護者は「転倒リスクのある子どもを動けないようにするためだけに座らせていたのではないか」と批判し、「強いストレスで自傷行為まで見られる」と訴えている。
問題の療法士はすでに解雇されたが、保護者への謝罪はなかったとされる。警察は防犯カメラの分析を終え次第、本人を呼び出し事情を聴く方針だ。
(c)news1