
ソウル・清凉里駅近くに、約1100坪規模の大型「倉庫型薬局」が登場し、消費者の関心を集めている。化粧品中心のドラッグストアとは異なり、医薬品まで一括で購入できる利便性が支持されている。
新たに開業した「ル・メディ」は、「健康は高め、価格は抑える」をコンセプトに掲げる倉庫型薬局で、医薬品・ビューティー・健康機能食品・ペット関連商品を一体化した複合施設内に入居している。
来店した30代女性は「オリーブヤングも良いが、ここは医薬品まで一緒に買えるので便利。同じ成分の薬を比較でき、薬剤師にも気軽に相談できる」と話した。また「不要な薬を勧められることがなく安心できた」とも語った。
店内は約3636平方メートルに及び、平日でも多くの客でにぎわった。取り扱う一般用医薬品は約5000種類に達し、11人の薬剤師が常駐して服薬指導に当たっている。今後も人員を増やす方針だ。
価格競争力も特徴の一つだ。大量仕入れによって仕入れコストを抑え、関連法規を守りながら販売価格を低く設定している。消費者にとっては負担軽減につながる仕組みとなっている。
立地の強みも大きい。清凉里駅は複数路線や高速鉄道が乗り入れる交通の要衝で、地方からのアクセスも容易だ。こうした条件を踏まえ、新築商業施設への出店を決断したという。
一方で、大型薬局の拡大が地域の個人薬局に影響を与えるとの懸念もある。これについて代表薬剤師のイ・チョンス氏は「百貨店や市場が共存するように、薬局も多様な形態に分かれていく過程にある」と説明し、「競合は地域の小規模薬局ではなく、他の大型薬局や鍾路5街の中大型薬局だ」と述べた。
さらに同店は外国人観光客の取り込みも視野に入れている。周辺には京東市場やソウル薬令市場など観光地が集まっており、「KビューティーやKフードに続き、Kメディスンを体験できる場にしたい」としている。
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