
韓国カカオの労働組合が、創業以来初めて部分ストに踏み切った。カカオ本社とカカオペイ、カカオエンタープライズ、DKテックイン、XLゲームズの5法人が参加し、労組推計でグループ全体の約1500人がストに加わった。
全国化学繊維食品産業労働組合カカオ支会は10日午前10時から午後3時まで、昼休みを除く4時間の部分ストを実施した。京畿道城南市の板橋駅広場から周辺IT企業の社屋前まで行進し、決起集会も開いた。
争点は成果給などの報酬体系、公正な成果配分、系列会社売却やサービス終了に伴う雇用不安だ。労組は500万ウォン(約55万円)相当の譲渡制限付き株式を、営業利益に連動する成果給とは別に支給するよう求めたとされるが、会社側は経営負担が大きいとの立場を示している。
労組は、交渉が進展しなければ29日に「ログオフデー」と呼ぶ全面ストに入ると予告した。組合員が業務ツールからログオフし、業務を止める形で、5法人の組合員全員が対象になる。
この日のストでカカオトーク、カカオペイ、カカオマップなど主要サービスに支障は出なかった。会社側は「安定的なサービス運営のためリアルタイム対応体制を稼働している。早期合意に向け、労組と対話を続ける」としている。
(c)news1