
韓国の統一地方選当時、「投票用紙不足」問題が起きたソウル松坡区蚕室7洞第2投票所の投票用紙保管箱が、裁判所の証拠保全決定前に廃棄されていたことが確認された。
中央選挙管理委員会は10日、「蚕室7洞第2投票所の投票用紙保管箱に関するお知らせ」を通じ、「該当の保管箱は、投票締め切り後に選挙管理委員会が回収し、法的に保管しなければならない対象ではない」と明らかにした。
選管によると、この箱は区選管が選挙日前までに各洞へ投票用紙を送る際に使ったもので、通常は投票締め切り後、投票所の片付けの過程で独自に廃棄される。
蚕室7洞第2投票所の場合、5日に投票箱が開票所へ移送された後、蚕室7洞住民センターが箱を回収して保管していたが、9日に松坡区選管へ小型記票台など回収物品とともに返却した。
その後、松坡区選管は同日、各洞から回収した小型記票台などを廃棄業者に引き渡す予定だった。廃棄物品を業者に渡す過程で、同投票所の投票用紙保管箱も一緒に引き渡したという。
選管は「8日に改革新党のキム・ジョンチョル最高委員が申請した証拠保全対象であることを、松坡区選管が事前に認知することはできなかった。裁判所の決定文は廃棄業者が訪れた後、松坡区選管にファクスで送達された」と説明した。
これに先立ち、ソウル東部地裁は同日午後3時、蚕室7洞第2投票所で投票用紙保管箱と包装材の状態を確認し、これを封印・保全するための現場検証を実施した。
しかし、検証対象である箱と包装材が現場で見つからず、実際の検証はできなかった。裁判所は今後、事実照会などを通じて保管箱などの所在が特定されれば、改めて検証期日を進めることができると明らかにした。
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