2026 年 3月 24日 (火)
ホームライフスタイルファッション韓国・ホテル新羅トップの装いに経営メッセージ…株主総会ファッションが示す現状

韓国・ホテル新羅トップの装いに経営メッセージ…株主総会ファッションが示す現状

株主総会に出席したイ・ブジン社長の装い(c)NEWSIS

韓国のホテル新羅トップ、イ・ブジン(李富真)社長の株主総会での装いが、単なるファッションを超え、企業の経営状況を映し出す象徴的なメッセージとして注目を集めている。

イ・ブジン社長は19日、ソウル市中区の社屋で開かれた定時株主総会に、黒のジャケットとスラックスを合わせた落ち着いた装いで出席した。装飾を抑えたミニマルなスタイルは、厳しい経営環境への認識を示すものと受け止められている。

着用したのはグッチのウール混ジャケットで、金属バー型の留め具を採用したシンプルなデザインが特徴だ。バッグにはエルメスのトート「365 PM」を合わせ、全体に重厚感を持たせた。

近年、イ・ブジン社長の株主総会ファッションは業績と連動する傾向が明確になっている。業績が比較的安定していた時期には白系のスーツを選択する一方、収益や株主還元余力が弱まった局面では黒を基調とした装いを選ぶ流れが続いている。

実際、2025年の株主総会でもドルチェ&ガッバーナの黒いワンピースを着用し、2年連続で黒を基調としたスタイルとなった。当時、ホテル新羅は営業損失と純損失を計上し、業績が悪化していた。

一方、業績の回復傾向が見られた2024年の株主総会では、アレキサンダー・マックイーンの白系スーツを着用し、明るい印象を強調していた。

ホテル新羅の2025年の売り上げは前年比3%増の4兆683億ウォン(約4475億1300万円)と伸び、営業利益も135億ウォン(約14億8500万円)で黒字転換した。ただし、仁川空港免税店からの撤退に伴う違約金などの影響で純損失は拡大し、依然として不透明な状況が続いている。

イ・ブジン社長は株主総会で「不確実な市場環境が続いているが、収益性と競争力を高め、実質的な成長と再跳躍の年にしたい」と述べ、「状況を重く受け止め、今後も努力を重ね、対話にも力を尽くす」と強調した。

(c)NEWSIS

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