
韓国の集合住宅で「朝6時半のミキサー使用を控えてほしい」とする住民の掲示をめぐり、インターネット上で賛否が分かれる議論が起きている。
SNSには、あるマンションのエレベーターに貼られていたとみられる掲示文の写真が投稿された。掲示には「数週間前から朝6時半ごろ、ミキサーのような家電の大きな音で目が覚めてしまう。早朝は控えてもらえると助かる」と書かれていた。音の発生源が分からないため、このような形でお願いしているとする説明も添えられていた。
写真を共有した投稿者は「自分に向けたものではないが理解できない。朝にジュースを飲む人なら6時半にミキサーを使うこともあるのでは」と疑問を示した。
これを受け、ネット上では意見が分かれた。配慮を求める側からは「ミキサーは音が大きい。6時半なら控えるべきだ」「毎日ならかなりつらい」「集合住宅では周囲への配慮が必要」といった声が上がった。
一方で「6時半なら会社員や学生が起きる時間」「掃除機や洗濯機ならともかくミキサーは1分ほど」「そこまで敏感ならマンションではなく一戸建てに住むべきだ」といった反対意見も寄せられた。
韓国の環境省と国土交通省が定めた「共同住宅の階間騒音の範囲と基準」によると、階間騒音は住民の生活活動によって発生する音を指す。歩行や跳躍などによる「直接衝撃音」と、テレビや音響機器などによる「空気伝搬音」に分けられる。
基準は直接衝撃音が昼間(午前6時~午後10時)39デシベル、夜間34デシベル、空気伝搬音は昼間45デシベル、夜間40デシベルを超えてはならないとされる。
ミキサーや洗濯機、掃除機などの家電の音は空気伝搬音に該当する可能性があるが、短時間の使用が多く、法的規制の対象かどうかの判断は難しいとされている。また浴室やトイレの給排水音は階間騒音には含まれない。
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