2024 年 11月 26日 (火)
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GSリテール、二酸化炭素を減らす環境にやさしい伝道師60人を育てる

SDGs~韓国の取り組み

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韓国小売り大手GSリテールが選んだグリーンセイバーたちは、現場でエコ活動を実践し、活動1カ月で約900キロの二酸化炭素を削減した。

同社は今年1月、コンビニ「GS25」やスーパーマーケット「GSザ・フレッシュ」など経営者やストアマネージャーを中心に、30人の「グリーンセイバー」を募集した。選ばれたグリーンセイバーは、各現場で実践できるエコ活動を4週間実践し、本人たちのSNSで共有した。

GSリテールでは、ささやかだが、現場で確実に実践していくことが、ESG経営の始まりとみる。現場やオフィスなどで日常的に実践できる「環境配慮型活動」のブームづくりのためにグリーンセイバープログラムを企画した。

第1期グリーンセーバーが実践した内容は▽繰り返し使えるエコバッグの使用推奨▽室内温度の引き下げなど省エネ▽モバイル領収書の使用推奨▽リサイクル品の分別収集▽裏紙のリサイクル――など。成果は少なくなかった。

実際に今年1月17日から1カ月間、30人が実践・共有したエコ活動を集計し、環境省が提示した換算指数を反映した結果、約900キロの二酸化炭素を削減したと分析された。

グリーンセーバーの主な活動場所がGS25やGSザ・フレッシュなどの店舗であるだけに、エコバッグの使用を顧客に勧め、これによる二酸化炭素の削減量は月間で約327キロに達した。裏紙のリサイクル、タンブラー使用・推奨、モバイル領収書使用推奨などで約78キロも削減された。

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