2026 年 6月 20日 (土)
ホームエンターテインメント韓流俳優の虚偽事実流布で拘束の「カロセロ研究所」代表、別のデマ訴訟でも敗訴…実名・顔写真公開で賠償命令

韓流俳優の虚偽事実流布で拘束の「カロセロ研究所」代表、別のデマ訴訟でも敗訴…実名・顔写真公開で賠償命令

カロセロ研究所のキム・セウィ代表(c)news1

韓国の俳優キム・スヒョン氏に関する虚偽事実を流布した容疑で拘束されたユーチューブチャンネル「カロセロ研究所」のキム・セウィ代表が、別の虚偽事実流布による損害賠償訴訟でも民事上の責任を問われることになった。

法曹界によると、ソウル中央地裁は9日、ある放送局プロデューサー(PD)がキム・セウィ代表と株式会社カロセロ研究所、別のユーチューバーを相手取り起こした損害賠償訴訟で、原告一部勝訴の判決を言い渡した。裁判所はキム・セウィ代表らに共同で500万ウォン(約55万円)を賠償するよう命じた。

事件の発端は2024年8月2日、原告のPDが別のユーチューバーの令状実質審査(拘束前被疑者審問)の取材のため水原地裁を訪れたことに始まる。現場にいた被告のユーチューバーはその後、自身のチャンネルで「PDに暴行され、記者だと詐称された」「2時間半にわたりつきまとわれた」などとする動画を投稿。この情報提供を受けたキム・セウィ代表も同月、カロセロ研究所のチャンネルに「PDがストーカーのように撮影して回った」とする動画を投稿したほか、PDの写真や名前、学歴などを公開し「器物を破損した」「犯罪行為をした」などとする動画を追加で掲載した。

これに対し、キム・セウィ代表らは「虚偽の認識はなく真実と信じる理由があった。公益目的の言論活動であり違法性はない」と主張したが、地裁は「公営放送のPDであるという事実だけで、直ちに公益目的を持つとは見なしがたい」として退けた。

裁判所は、PDが記者だと詐称した事実はなく、カメラを制止する動きはあったものの暴行とは言えないと指摘。さらに、同じ場所で撮影していただけで特定のユーチューバーを追い回した事実も認められないとし、一連の主張を「虚偽事実の摘示」と判断した。

その上で、写真や実名の公開によりPDが相当な精神的損害を受けたことは明らかであり、名誉毀損と人格権の侵害に当たると結論付けた。

キム・セウィ代表はこれとは別に、キム・スヒョン氏が過去に、未成年だった俳優と交際していたという虚偽事実を流布した容疑で先月26日に拘束され、今月4日に拘束状態のまま検察に送致されている。

(c)news1

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