
日本に帰化した違法漫画流通サイト運営者が韓国に送還され、違法流通根絶への期待が高まっている。ただ、4月に閉鎖された韓国最大の違法流通サイト「ニュートッキ」の名を使った類似サイトは、5月の緊急遮断制度施行後も横行している。
情報技術業界によると、「ニュートッキ」「マナトッキ」「ブックトッキ」の名を掲げた違法ウェブトゥーン・ウェブ小説サイトの最新アドレスが、約1カ月半にわたりテレグラムで拡散している。関連チャンネルは4月28日にアドレス共有を始め、登録者は現在5万5000人台に増えた。
各サイトでは違法賭博広告とともに違法コンテンツを閲覧できる。従来の運営陣と同じかは確認されていないが、ロゴや画面構成は似ており、運営側は接続遮断を避ける新アドレスも知らせている。
緊急遮断制度は、違法サイト摘発時に文化体育観光相がインターネット事業者へ臨時接続遮断を命じられる仕組みだ。従来より迅速な対応が可能になったが、業界は閉鎖だけでなく、収益の流れや共犯関係を含めた犯罪構造の解明が必要だと訴える。
韓国法務省と文化体育観光省は11日、日本側から37歳の男の身柄引き渡しを受けた。男は2015~2022年、違法サイトで「SLAM DUNK」や「ONE PIECE」など約1400作品を無断掲載し、違法賭博広告を掲げた疑いがある。
韓国漫画家協会などは、この男が「ニュートッキ」運営陣ではないかとみており、国際捜査協力の強化を求めた。被害作家134人らも警察に告訴状を出し、別サイト「マナモア」との関係や共助の有無を調べるよう求めている。
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