2024 年 5月 20日 (月)
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3母娘を崖っぷちに追い込んだ取り立て

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韓国の金融当局が日増しに横行している違法なサラ金の根絶に乗り出した。違法サラ金被害の届け出件数がますます増えている中で、最近、「水原3母娘事件」が起きたためだ。

金融監督院に昨年受け付けられた違法サラ金の被害届は9238件で、前年より25.7%増加した。急にお金が必要になった脆弱階層を対象にした法定上限金利超過についての届け出は2255件で、前年に比べ85%増えた。不法な債権取り立て869件で昨年より49.8%増えた。一方、不法貸付広告の届け出は1732件で12.6%減少した。

これに対し、金融当局は「不法金融清算方案」を推進することにした。新型コロナウイルス感染や金利引き上げなど、韓国内外の経済環境が厳しくなった間隙をぬって、違法なサラ金が脆弱階層を狙うことが多くなったという判断からだ。

水原の母娘はサラ金などからの借金取り立てから逃れて、孤立した生活を余儀なくされてきた。金利引き上げの基調が続き、正規の融資を受けられない脆弱階層がよりいっそう、困難な状況に陥っている現状を物語る事件といえる。

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