
北朝鮮のキム・ヨジョン(金与正)朝鮮労働党総務部長は6日、「われわれの核保有国としての地位は絶対に後戻りできない限界線であり、誰が認めようが認めまいが厳然たる現実だ」とし、北朝鮮の核保有国としての地位を強く主張した。
キム・ヨジョン氏は、党機関紙・労働新聞に掲載された7日付談話で「国家の最高法である憲法によって固定された朝鮮民主主義人民共和国の核武力は、国家主権と国家防衛の核心的な力であり、これはわが国の核心的利益の守護が外部のいかなる影響にも依存しないことを担保している」「われわれは自国の主権と安全に対するいかなる脅威や妥協も絶対に容認しない」と警告した。
談話では特に米国に何度も言及した。キム・ヨジョン氏は「5日、米国務省報道官が自国メディアの論評要請に答え、先月の米中首脳会談で双方が朝鮮民主主義人民共和国の『非核化』という共通目標を再確認したと明らかにした」とし、「これは米国の常とう的な虚偽情報流布の遊びにすぎない」と非難した。
そのうえで「われわれはそのような事実の有無について最も正確な情報を持っている。いまだに米国の一部当局者は現実逃避的で時代錯誤的な夢から抜け出せずにいる」と主張した。
米ホワイトハウスは先月、トランプ大統領と習近平国家主席が北京で首脳会談をした後、ホームページで「両首脳が北朝鮮の非核化という共同目標を確認した」と発表していた。北朝鮮はこれが事実ではないと主張しているものとみられる。
キム・ヨジョン氏は韓米同盟を批判し、北朝鮮の核保有の正当性も訴えた。「われわれは今、朝鮮民主主義人民共和国に反対する核同盟の極めて危険な進化過程を目の当たりにしている。米国務省は韓国に対する統合直接攻撃弾と関連装備の輸出承認を決定したという。まさにこれが、敵対国の絶え間ない軍備増強の策動に対処し、国家の安全を保障するための自衛力強化にわれわれが専念している理由であり、今後もそうしなければならない理由だ」とした。
キム・ヨジョン氏は「国家元首が明らかにした自衛的な核戦争抑止力の絶え間ない強化路線は、無条件に実行されるべき不可逆の最終結論だ。外部勢力の希望や修辞的表現によって現実は決して変わらない」と重ねて強調した。
今回の談話は習主席の訪朝を翌日に控えて出たもので、注目される。北朝鮮と中国は、習主席が8~9日に北朝鮮を約7年ぶりに国賓訪問すると発表している。
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