2024 年 5月 2日 (木)
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韓国CJオリーブヤング、国内の売り場で「16言語のリアルタイム通訳」…携帯用翻訳機導入

CJオリーブヤング明洞タウンで携帯用翻訳機を活用して外国人顧客に応対する店員(c)KOREA WAVE

韓国のドラッグストア大手「CJオリーブヤング」はこのほど、全国の売り場に16言語のリアルタイム通訳が可能な携帯用翻訳機を導入した。Kービューティーの核心消費層となっている外国人客に、より良いショッピングサービスと専門化されたキュレーションを提供し、売り場店員の業務効率を向上させるのが目的だ。

Kーコンテンツの人気に支えられ、Kービューティーに対する関心が高まるにつれ、韓国を訪問する外国人観光客にオリーブヤングは必須ショッピングコースとして位置づけられた。 実際、昨年オリーブヤングで外国人客が事後免税を受けた件数は370万件に達する。昨年、観光目的で韓国を訪れた外国人は約880万人であるため、半数ほどがオリーブヤングを訪問し、Kービューティー商品を購入した計算になる。

昨年、オリーブヤングの外国人売り上げは前年に比べ約6.6倍増加し、新型コロナウイルス以前の2019年と比べても約4倍となった。明洞(ミョンドン)や弘大(ホンデ)、東大門(トンデムン)など、伝統的な観光商圏の他に、江南(カンナム)や聖水(ソンス)、釜山(プサン)、済州(チェジュ)などにも多くの外国人客が訪れ、売り上げ規模が急増したものと分析される。中国人客の割合が高かった過去とは異なり、最近は日本、東南アジア、英米圏、中東などに多角化したことも一役買った。

オリーブヤングの売り場に設置された携帯用翻訳機は、日本語、英語、中国語、ベトナム語、ロシア語、モンゴル語など16の言語の同時通訳が可能だ。翻訳機に搭載されたカメラを活用したリアルタイム翻訳機能もある。写真やキャプチャー画面を認識して内容を翻訳してくれるため、顧客が探す商品や成分などを簡単かつ正確に推薦することができる。よく聞かれる質問、会話記録などを保存しておいて迅速な応対に活用することができ、Wi-Fiなしで使用が可能で顧客の動線に沿って移動しながら案内することもできる。

オリーブヤング関係者は「オリーブヤングを訪れる外国人客に言葉が壁にならないサービスを提供するために全国の売り場に携帯用翻訳機を導入することにした。これを通じてKービューティーの中小企業ブランドがより多くの国の人々に認知され、グローバル市場に広がっていく機会を用意したい」と話した。

(c)KOREA WAVE

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