2024 年 4月 30日 (火)
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韓国総選挙の投票所、若い有権者で流行した「投票認証」という不思議な楽しみ

(左から)SEVENTEENブ・スングァンのボールに投票認証をするように作られた用紙。キャラクター投票用紙=Xキャプチャー(c)MONEYTODAY

韓国総選挙の投票率が67%を記録し、1992年以降で最高値を記録した。民主主義社会では投票に参加すべきだという認識が高まるなか、20~30代ではの「選挙認証遊び」も話題になっている。

かつて手の甲に記票印を押すのが流行だったが、最近は投票認証用紙を別に持っていって、そこに丸い記票印を押すシステム。記票印が〇型であることを活用して文を完成させたり、キャラクターの顔の目を完成させたりする方法だ。

(c)MONEYTODAY

野球ファン専用の投票認証用紙の場合、「起亜(キア)ㅜ勝」と予め書いておいて、記票印を押して優勝の「우(優)」を完成させるという方式だ。

かわいいキャラクター、漫画シーン、アイドルボールまでさまざまな方法が動員された。

(c)MONEYTODAY

こうした文化は、2020年の新型コロナウイルス感染の時に実施された前回総選挙から始まった。当時、新型コロナウイルス感染の懸念から、手にビニール手袋をはめて投票したため手の甲に記票印を押せないようになり、他の方法で投票を認証するよう求められたことが始まりだ。

今回はそれが一つの文化として定着した形だ。

ただ、記票印は投票所の中で押すとしても、記票所内は撮影禁止のため、これを認証する写真は投票所の外で撮ることになる。

(c)MONEYTODAY

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