
韓国で部下の女性将校に性的暴行を試み、けがを負わせたとして軍人等強姦致傷と強制わいせつの罪に問われた元空軍大佐(第17戦闘飛行団所属)の控訴審判決公判がこのほど、大田高裁で開かれ、高裁は第一審と同じ懲役5年の実刑を言い渡した。
被告は2024年10月、部隊の会食後に自宅官舎まで送り届けた部下の女性将校に対し、性的暴行を試みて全治2週間のけがを負わせたとされる。また、写真ブースや移動中にも身体に触れるなどのわいせつ行為を繰り返したと認定された。
被害女性は抵抗の過程で「自分はあなたの娘と3歳しか違わない」と訴え、既婚者である点も指摘しながら強く拒否したという。
被告は一貫して不適切な接触を否定したが、裁判所は被害者の供述が具体的かつ一貫しており、同僚へのメッセージや防犯カメラ映像などの客観的証拠とも一致すると判断し、主張を退けた。
控訴審も「優越的地位を利用した重大な犯罪で責任は重い」として原判決を支持した。
この被告は過去に「空軍を輝かせた人物」に選ばれた経歴もあるとされ、軍内部の規律や権力関係の問題が改めて問われている。
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