2026 年 5月 29日 (金)
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韓国・李在明大統領の「極右系オンラインコミュニティー閉鎖」検討に進歩系学者も懸念…「実益なし」

故ノ・ムヒョン(盧武鉉)元大統領の17周忌追悼式で、「イルベ」を意味する指のポーズを取って写真を撮る人物(c)MONEYTODAY

韓国のイ・ジェミョン(李在明)大統領が、極右系オンラインコミュニティー「日刊ベスト貯蔵所(イルベ)」の閉鎖に意欲を示す中、進歩系の元老経済学者であるソウル大学経済学部のイ・ジュング名誉教授が「イルベ閉鎖で得られる実質的な利益は一つもない」と批判した。

イ・ジュング氏は26日、SNSで「イルベが極右思想を持つ人々の集合場所であり、極右思想の拡大再生産に大きな役割を果たしていることは周知の事実だ。ただ、それ自体が閉鎖を必要とする根拠になるとは言い難い。大統領は、イルベが嘲笑と嫌悪を放置し助長するサイトであるため、閉鎖を検討できるとの立場だが、実際にイルベを閉鎖しようとする動きが始まった瞬間、表現の自由をめぐる論争が沸き上がることは明らかだ」と指摘した。

イ・ジュング氏は、イルベ閉鎖によって触発される「表現の自由」をめぐる論争が激化すれば、イルベがむしろ保守陣営によって、誰も手を出せない保守の聖域へと格上げされる可能性があると見通した。そのうえで「彼らがイルベ閉鎖をめぐる争いを、表現の自由を守るための聖戦だと騒ぎ立て、イルベをこの聖戦の勇敢な戦士として持ち上げることは火を見るより明らかだ」と付け加えた。

さらにイ・ジュング氏は「イルベ閉鎖措置によって、極右思想を持つ人の数が一人でも減ることはない。イルベが閉鎖されたからといって、極右思想を持つ人が一夜にして考えを変えるわけではないうえ、第2、第3のイルベが登場し、より活発な極右思想のはけ口の役割を果たすことは明らかだ」と主張した。

(c)MONEYTODAY

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