
韓国IT大手カカオの労使が、成果給など報酬体系をめぐる対立を解消できず、創業以来初となる本社ストライキの可能性が高まっている。カカオ労組は6月にストライキに入る予定だ。
京畿地方労働委員会は27日、全国化学繊維食品産業労働組合カカオ支会(クルーユニオン)とカカオの賃金協約交渉をめぐる2回目の調整を実施したが、最終的に「調整中止」を決定した。カカオ労使は同日午後3時から約8時間にわたり調整を進めた。
調整中止は、労使の立場の隔たりが大きく、合意を引き出すのは難しいと判断された場合に調整を終える措置だ。地方労働委員会は今月18日にもカカオ労使の1回目の調整会議を実施したが、長時間の議論の末、調整期日を一度延期していた。
今回の調整中止により、カカオ労組は争議権を得て、労使の賃金交渉調整手続きを終えた。
カカオ労組は調整中止後、「6月中にストライキを予定している」としながらも、「形態や方式は未定」と説明した。
カカオとともに賃金協約交渉が決裂したカカオペイ、カカオエンタープライズ、ディーケーテックイン、エックスエルゲームズも、地方労働委員会の1回目の調整会議で調整中止となり、争議権を確保した。本社を含む5法人は、組合員によるスト賛否投票でもいずれも賛成多数で可決され、すぐにストライキに入れる状態になった。
カカオ本社レベルのストライキは創業以来初めてとなる。2025年6月にはカカオモビリティ労組が賃金・団体協約交渉の決裂後に部分ストライキを実施したが、主要系列会社がともに参加するグループレベルの共同ストライキも前例がない。
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