
韓国ネイバーとカカオのコンテンツ子会社が力を合わせ、スペイン語圏最大規模の違法ウェブトゥーンサイトを閉鎖した。ネイバーウェブトゥーンとカカオエンターテインメントは27日、著作権海外振興協会(COA)およびウェブトゥーンプラットフォーム各社とともに、スペイン語ベースの違法ウェブトゥーン流通サイト「TuMangaOnline」を閉鎖したと明らかにした。
今回の成果は、韓国のプラットフォーム各社が現地の捜査機関や司法当局と直接協力して得たものだ。韓国の権利者各社がスペイン現地のサイト運営陣を特定し、現地の当局が協力して閉鎖に至った。
同サイトは2025年3月時点で月間訪問数が約8600万件に達する大型プラットフォームだった。業界では、これによる累積被害額が数百億ウォン(数十億円)規模に上るとみている。現在、この事件はスペイン現地で刑事裁判の開始を控えている。
両社は技術力と組織力を動員し、違法流通の根絶に力を入れている。ネイバーウェブトゥーンは、人工知能(AI)基盤の違法流通遮断技術「トゥーンレーダー」を高度化している。また、韓国と海外の連載時差をなくす「グローバル同時連載戦略」により、有料決済額が大幅に増加する効果を得た。
カカオエンターテインメントは業界で初めてグローバル違法流通対応組織を設け、対応戦略を共有している。政府調査によると、2022年から2023年にかけてのオンライン違法ウェブトゥーン被害額は約8400億ウォン(約924億円)に上り、これはウェブトゥーン産業全体の約20%に達する規模だ。
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