
中東戦争の勃発後、韓国国内の燃料価格は大きく上がったが、海外主要国と比べると「最安」水準であることが分かった。政府の最高価格制の効果に加え、石油元売り各社と直営ガソリンスタンドの協力が複合的に作用したためとみられる。特に韓国の石油元売り各社が高い精製能力と高度化設備への投資を通じ、価格競争力を確保した点も影響したという。
欧州では、ガソリン価格が1リットル当たり3000ウォン(約324円)を大きく超える国が相次いだ。韓国は4月中旬になってようやく2000ウォン(約216円)に達した。
韓国石油公社のオピネットが集計した4月第1週基準の経済協力開発機構(OECD)23カ国の一般ガソリン価格を見ると、韓国は1リットル当たり1894.4ウォン(約205円)で、日本の1599.9ウォン(約173円)に次いで2番目に低かった。
3位のカナダは1949.4ウォン(約211円)で、2000ウォン(約216円)未満はこの3カ国だけだった。4位のハンガリーは2664.6ウォン(約288円)で、差は大きい。オランダ4044.5ウォン(約437円)、デンマーク3867.8ウォン(約418円)、ドイツ3697.8ウォン(約399円)、フランス3481.5ウォン(約376円)など欧州主要国と比べると、その差はさらに際立つ。
これは税込み価格であり、税金を除いた税抜き価格では韓国の競争力が圧倒的だった。韓国の税抜き価格は1リットル当たり1028.5ウォン(約111円)で、23カ国中最安だった。OECD加盟国の平均税抜き価格と比べても、韓国は562ウォン(約61円)安かった。
韓国はオクタン価91~94、日本は89、カナダは87、ニュージーランドは91の一般ガソリンを主に使っている。一方、欧州では通常、オクタン価95RON以上のガソリンが使われる。これは韓国の高級ガソリンに近く、価格が高くならざるを得ない。
この点を考慮して高級ガソリンを基準に欧州各国と比べても、韓国は価格競争力が高かった。韓国の高級ガソリン価格は2198.2ウォン(約237円)で、OECD加盟国で最も安い日本の1700.5ウォン(約184円)に次いで2番目に低かった。
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