2026 年 6月 15日 (月)
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韓国のAI計画に影響か…米国が最上位モデル「ミュトス級」輸出を全面統制

アンソロピックのロゴ(c)news1

米国政府が「ミュトス級」とされる最上位の人工知能(AI)モデルの輸出を全面的に統制した。これにより、最近「プロジェクト・グラスウィング」に加わった韓国政府のミュトスへのアクセス権も、当面制限される見通しだ。韓国政府は現在、事態の把握に乗り出している。

アンソロピックによると、米国政府は12日(現地時間)、外国人による「クロード・ミュトス5」と「クロード・フェーブル5」へのアクセスを全面的に停止する輸出統制指針を出した。

両モデルはいずれもアンソロピックの最上位級AIで、9日(現地時間)にリリースされた。ミュトスはサイバーセキュリティー上の脅威への懸念から、現在は限定的にアクセス権が提供されており、韓国政府と一部企業もその対象に含まれていた。フェーブル5はミュトスに安全装置を加え、一般向けに公開されたモデルだ。

韓国科学技術情報通信省の関係者は「アンソロピック側と継続して意思疎通しており、正確な事実関係を把握している」と述べた。

アンソロピックは今月2日(現地時間)、ミュトスへのアクセス権を提供するプロジェクト・グラスウィングの参加対象を15カ国、約150の新規機関に拡大すると明らかにしていた。これには政府機関の韓国インターネット振興院(KISA)をはじめ、企業ではサムスン電子、SKハイニックス、SKテレコムなどが含まれていた。

今回の米国政府の措置により、韓国政府と企業のミュトスへのアクセス権は当面制限されるとみられる。企業側も事態を注視し、状況を把握しているという。

プロジェクト・グラスウィングに参加するある企業関係者は「正確な内容は確認できない。アンソロピックが米国政府の措置を解決するとしており、それを見守っている状況だ」と話した。

実際に米国政府の措置により、一般利用者も使えるよう安全装置が設けられたミュトス級AIモデル「フェーブル5」は、現在韓国では利用できない状態だ。クロードでフェーブル5を使おうとすると、「モデルを使用できません」「続けるにはモデル選択画面で別のモデルに切り替えてください」という案内文が表示されている。

(c)news1

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