2024 年 4月 26日 (金)
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韓国の人口、初めて減少…高齢者900万人に迫る「超高齢社会」加速 (上)

京畿道水原市で開かれた雇用に関する行事で就職情報掲示板を見る高齢者©NEWSIS

韓国の総人口が昨年、史上初めて減少した。建国後に実施された1949年の調査以降、72年で初めての減少だ。全体人口の半分以上は首都圏に居住するなど、人口の偏りも深刻化した。

生産年齢人口(15~64歳)は減っているが、65歳以上の高齢人口は900万人に迫っている。出産率は下落する一方、高齢化速度は加速して「超高齢社会」にますます近づいている。

統計庁は28日、「2021年人口住宅総調査結果―登録センサース方式」を発表した。登録センサー方式は14機関と400余りの大学、住民登録簿、外国人登録簿、建築物台帳、学籍簿など25種の行政資料を活用したもので、調査員が世帯を訪問して調査する伝統的方式とは異なる。

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◇総人口5173万8000人

昨年11月1日現在、韓国の総人口は5173万8000人で、前年より9万1000人(-0.2%)減少した。韓国人と外国人はそれぞれ5008万8000人、165万人で、前年よりそれぞれ0.1%、2.7%減少した。

人口成長率は1960年の年平均3.0%から持続的に減少し、1995年以降1%未満台に下がった。それ以降、2020年まではプラス成長を続けたが、昨年初めて逆転した。

首都圏の人口は2608万2000人で、人口の50.4%を占めた。京畿道は1365万3000人で前年より14万1000人増。ソウルの人口は947万2000人で、11万4000人減。

前年比でプラスの人口成長率を示した市・道は、世宗(3.5%)、京畿(1.0%)、仁川(0.4%)、済州(0.3%)。マイナスは蔚山(-1.3%)が最も大きく、ソウル(-1.2%)、大邱(-0.9%)、全羅北道(-0.9%)などが続いた。

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