2024 年 4月 30日 (火)
ホームライフスタイルファッション韓国で盛り上がる「おじさん服」…男性服に変化

韓国で盛り上がる「おじさん服」…男性服に変化

ザ・レーベル提供(c)news1

韓国ファッション業界が「おじさん服」のイメージが強いメンズ服のカジュアルブランドを新たに立ち上げたり、ブランドをリニューアルしたりする取り組みで新規顧客の開拓に乗り出している。

ファッション企業セジョンの紳士服ブランド「ブルーノバフィー」は最近、カジュアルブランド「ザ・レーベル」を発売した。イタリアの正統クラシックスタイルであるブルーノバフィーの伝統にトレンディなカラーとデザインを加え、快適で活動的な要素をも備えたライフカジュアルブランドとしてスタートした

主な顧客層の年齢に近い20~40世代が主軸になって製品を開発。セジョンはザ・レーベルの立ち上げを通じて男性カジュアル製品を強化する方針だ。

サムスン物産ファッション部門の代表的な紳士服ブランド「ギャラクシー」は先月40周年を迎え、新たなブランド戦略を公開。ロゴもクラシックな感性のゴシック体に変更するなど、既存のイメージの払拭に力を入れた。

これまでの男性服の枠組みを破り、オーバーサイズスタイルやボリューム感を重視したデザインを採用。素材やカラーにも変化を感じさせる要素を取り入れ、カジュアル商品の多角化を図っている。

また、ケンブリッジメンバーズは昨年、高級化と大衆化のツートラック戦略を打ち出し、20~30世代への浸透で効果を上げた。オーダーメイドスーツサービスを活用した高級化戦略で、「クラシックカジュアル」とエイジレス商品を多様化。オンライン専用カジュアルブランド「アーノル」の売り上げ伸び率(9月現在)が前年比2倍に達するなど売り上げをけん引している。

(c)news1

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