2024 年 5月 20日 (月)
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韓国で「たばこ有害管理法」通過…2025年、発がん性物質70種、国民に公開へ

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韓国で「たばこの有害性管理に関する法律」案が国会を通過し、2025年からたばこに含まれている有害成分が公開されることになった。2013年の議論スタートから10年かかった。たばこの成分は「企業秘密」でまともに公開されてこなかった。

保健福祉省と食品医薬品安全処(食薬処)はこのほど、同法案が国会本会議を通過したと発表した。

法案はたばこの有害成分の分析・公開など「有害性管理」全般を規定している。国民の知る権利を保障し、たばこの危害から国民の健康を保護することを目的とする。

世界保健機関によると、たばこには4000余りの化学物質と70種を超える発がん性物質が含まれている。しかし、韓国ではこれまで、タール・ニコチンなど一部(8種)しか、たばこの包装に表記されていなかった。

今回可決された法律は約2年の準備期間を経て2025年10月に施行される。

法律の施行により、たばこを製造したり輸入して販売したりする者は2年ごとの有害成分含有量検査が義務付けられ、検査結果書やたばこの原料と添加物などの情報を食薬処に提出しなければならなくなる。

これを守らない事業者は是正命令を受け、期限内に履行しなければ製品が回収、廃棄されることもある。

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