2024 年 4月 24日 (水)
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閑散としていた梨泰院通り、韓国政府が「祭り」で活力

ソウル・梨泰院の世界グルメ文化通りでフリーマーケットが開かれた(c)news1

先週末の夕方、ソウルの梨泰院(イテウォン)駅近くの通りで、大型風船10個が空に浮かんだ。韓国最大規模の中小企業事業主らの製品消費祭りを迎え、中小ベンチャー企業省が14日、「ヘイ梨泰院希望ボールプロジェクト」を開催した。

祭りは中小企業事業主らのデジタル転換と販路支援のための行事で今月1日から28日まで開催している。1万9000社余りが参加し、雑踏事故(昨年10月)によって閑散としていた梨泰院通りに活力を吹き込んだ。

イ・ヨン(李永)中小ベンチャー企業相はこの日、フリーマーケットが開かれる梨泰院・世界グルメ文化通りを見学した後、「梨泰院領収書宝くじ」抽選式に参加した。

世界グルメ文化通りには革製品、梨泰院グッズ、愛犬用品、アクセサリー、飲み物などを販売する売り場が用意され、フリーマーケットの入り口に設けられたDJブースがイベントの雰囲気を高めた。

同日午後5時ごろ、宝くじの抽選券が入ったボックスはすでに領収書でいっぱいだった。アモーレパシフィックやLG生活健康などが梨泰院商圏を盛り上げようと景品を出した。

抽選を終えたイ・ヨン氏は「ここに集まった領収書こそ中小企業に送られた応援の力であり経済活力を作る原動力。梨泰院商圏がより一層活気に満ちた姿で跳躍できるよう今日のような関心と応援を継続して送ってほしい」と話した。

梨泰院商人会のユ・テヒョク副会長は「大臣が頻繁に現場を訪問する姿を見て、心から梨泰院商圏を生かそうとしていると感じた。本当に感謝している」と伝えた。

梨泰院商圏を活性化させるため、追加行事も準備されている。イ・ヨン氏とともに行事に参加した同省関係者は「同行祭りとは別に梨泰院商圏復興行事を今月末から来月初めの間に開くため準備している」と説明した。

(c)news1

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