2024 年 4月 28日 (日)
ホーム社会毛が剃られ、タトゥー、模造ダイヤ……「虐待犬」に韓国ネットユーザーの怒り心頭

毛が剃られ、タトゥー、模造ダイヤ……「虐待犬」に韓国ネットユーザーの怒り心頭

慶山で発見された「虐待犬」(「ケア」インスタグラム)(c)news1

韓国慶尚北道(キョンサンプクト)慶山(キョンサン)で、毛が剃られた状態で全身にタトゥーが彫られ、模造ダイヤモンドがついたまま子犬が発見された。最近になって子犬の写真が公開されると、韓国内で怒りの声が上がった。

動物保護団体「ケア(CARE)」のインスタグラムに4日、ある情報提供者から次のような投稿があった。

それによると、3日午後7時ごろ、慶山市内のある食堂前の電柱に子犬がつながれていた。毛を全部剃られてぶるぶる震えていたという。顔に大きな模造ダイヤモンドがつけられ、体には入れ墨が入れられていた。

投稿者は子犬の姿を公開するとともに「胸が痛み、そのまま通り過ぎることができなかった」としてケアに通報した。

ケアは子犬を虐待した者を慶山一帯で探し回った末、飼い主を特定した。ケア側が所有権の放棄覚書に署名するよう求めると、飼い主側は「周りの関心を引くため、犬の体をこうした。体の文字と絵はサインペンで描いた。可愛いでしょ」と語った。

子犬は3カ月で「ポクスニ」と名付けられている。ケアはボクスニに健康診断・治療を施して、海外の親切な家庭を見つけて里子に出すことになった。

ニュースに接したネットユーザーらは「そんなに可愛いなら、お前の体もそうすればいいじゃないか」「腹が立ったが、救助されて良かった」などの反応があった。

(c)news1

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