
北朝鮮・羅津とロシア・ハサンを結ぶ「朝ロ国境自動車専用橋」が、6月19日に完成する見通しとなった。平壌のロシア大使館が21日、テレグラムで明らかにした。
朝ロ国境の豆満江をまたぐ自動車橋の接続式には、アンドレイ・ニキーチン・ロシア運輸相と、朝ロ政府間の貿易経済・科学技術協力委員会のロシア側委員長を務めるアレクサンドル・コズロフ天然資源相らがオンラインで参加した。
ロシア側は今月上旬にも、この橋を2026年夏に開通させる予定だと説明していた。ロシア外務省のマリア・ザハロワ報道官も、この事業について朝ロ関係にとって重要な節目になると評価した。
この橋は、車両と人の往来を大きく増やすインフラと位置づけられている。ロシア側は、1日300台の車両と2000人以上が通行できる規模のハサン検問所の整備も進めているとしており、橋の完成後は貿易や人的交流の拡大が見込まれる。
朝ロは2025年4月、この橋の建設に着手した。当時は2026年末ごろの完成が見込まれていたが、今回示された6月19日の完成が実現すれば、当初想定より前倒しとなる。橋は既存の鉄道橋「友誼橋」と並ぶ形で整備が進められている。
朝ロは近年、軍事、経済、交通分野で協力を急速に深めており、今回の自動車橋建設もその流れを象徴する事業と受け止められている。
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