2026 年 6月 24日 (水)
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北朝鮮、昨年進水した新型駆逐艦「崔賢」号が就役…「海軍の核武装化を推進」

新型多目的駆逐艦「崔賢」号の就役式に出席した北朝鮮のキム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党総書記=労働新聞(c)news1

北朝鮮・朝鮮労働党機関紙の労働新聞は24日、5000トン級の新型多目的駆逐艦「崔賢」号(2025年に進水)の就役式が23日、南浦港で開催されたと報じた。式には、北朝鮮のキム・ジョンウン(金正恩)総書記をはじめ、党・軍指導部、海軍将兵、船舶工業部門の関係者らが出席した。

祝賀演説でキム総書記は「わが海軍が沿岸防衛の武力として存在していた時期は、今や厳然たる過去となった。海軍は戦略的手段を備えた軍種として堂々と成長しており、海軍の核武装化は自らの里程を正確に踏んでいる」と主張した。

さらに、「これは強力で信頼できる核戦争抑止力をより明確にすることで、わが国家核武力の多角的かつ効果的な運用を実現させる、非常に重要な戦略的過程だ」と強調した。

キム総書記の今回の発言は、20~22日に開かれた朝鮮労働党中央委員会第9期第2回総会で「核武力を絶えず拡大・強化し、核保有国の地位を徹底して行使しなければならない」と述べたことに続くものだ。北朝鮮が核戦力増強の基調を海軍にも広げていることを示唆している。

キム総書記はまた、「朝鮮人民軍海軍には、自らの戦艦を目的とする任意の水域へ進出させる航続力が与えられ、敵対国の軍事資産と基地が展開している水域に対する巡視と先制駆逐の義務が付与されている」と述べた。海軍の遠洋作戦能力を継続的に強化する考えを示したもので、最終的には台湾海峡と太平洋へ海軍の活動範囲を広げ得るという戦略的方針とみられる。

「崔賢」号は、北朝鮮が2025年に公開した5000トン級の新型駆逐艦で、北朝鮮海軍が保有する最大規模の水上戦闘艦だ。北朝鮮は同艦に垂直発射システム(VLS)を採用し、戦略巡航ミサイルと各種誘導兵器を運用できると主張してきた。海軍近代化と核武装化の象徴として宣伝している。

2025年4月に進水した「崔賢」号は、この1年余り、各種武装体系の性能と戦闘適用性、全般的な作戦遂行能力の評価、試験射撃、統合運用試験、機動能力の総合評価などを経て、朝鮮人民軍海軍に引き渡された。

労働新聞は、「崔賢」号が「朝鮮労働党中央軍事委員会の命令に従い、西海艦隊に配属され、西海の海上防衛と戦争抑止任務を遂行する」と伝えた。

キム総書記はこの日、「『崔賢』号に続き、『姜健』号もまもなく作戦に投入し、その後、1万トン級の戦略艦船も連続して海に浮かべようとしている」と明らかにした。

「姜健」号は「崔賢」号の姉妹艦にあたる5000トン級駆逐艦の2番艦だ。2025年の進水過程で事故を起こしたが、その後、復旧と性能試験を経て就役を控えている。キム総書記は最近の総会で、「1万トン級戦略誘導弾巡洋艦の建造事業に拍車をかけなければならない」と指示したこともある。

(c)news1

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