2024 年 4月 29日 (月)
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ファッション・ビューティー業界、オンラインモールをリニューアルする理由

ソウルCOEXで開かれた2022 IN-COSMETICS KOREAで化粧品原料などを見る観覧客©NEWSIS

韓国で新型コロナウイルス感染のエンデミック転換後、化粧販売先がオンラインからオフラインに拡大している。

産業通商資源省によると、5月のエンデミック転換に対する期待から、ファッション・雑貨需要が増えた中で、特にオフラインでの売り上げ伸び率が目立った。

オフラインでのファッション・雑貨の売り上げは前年比19.3%を記録した。オンラインでもファッション・雑貨の売り上げが2桁伸びたが、オフラインより低い16.4%に止まった。

このように新型コロナ拡散でオンラインチャンネル中心に成長していた流通会社の売り上げは、ソーシャルディスタンス解除後、オフラインとともに成長している様子だ。

◇競争力強化

これに対し、ファッション・ビューティー企業などはオンラインモールリニューアルを断行し、競争力強化に乗り出している。ユーザーのアクセスと利便性を高め、関連コンテンツを強化したのが特徴だ。

化粧品ロードショップ「MISSHA」を運営する「Able C&C」は「MISSHA」「A’pieu」など6大ブランドの価値を高めることに集中。これらを1カ所に集めた「Ableショップ」を披露した。

「Able C&C」は、自社ブランドだけでなく、数百の韓国内外ブランドを販売する編集ショップ「nunc」を運営してきた。他の化粧品編集ショップとの競争で遅れを取ると、自社ブランドだけを集めた「Ableショップ」に転換した。

「Able C&C」は、累積1000万顧客データを活用したオン・オフライン統合メンバーシップ制度「Ableメンバーズ」を新設し、購買実績により差別化されたショッピング特典で顧客忠誠度を高める計画だ。

新世界インターナショナルは、自社のオンラインモール「S.I.VILLAGE」は、人工知能(AI)を用いた個人サービスを強化する方針を発表した。

「S.I.VILLAGE」は検索パターン、クリック、購買、関心商品など個人の行動パターンを自動的に分析し、顧客別にオーダーメード型の特典と企画展を推薦するキュレーションサービスを開始した。

顧客のメイン画面は、普段よく購買したり関心を持っていたりするブランドの特典と企画展を中心に個別に構成されている。

ここに購買履歴や買い物かごの内訳に基づく好みのブランド、類似商品推薦、一緒に購買しやすい製品など、オーダーメード推薦機能を追加し、顧客のショッピング便宜性を高めている。

SSGドットコムはビューティー専門館「MONDAY MOON」モバイルページを改編し、配送・プレゼントサービス改善に努めた。

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