
ソウル市内の保育園で屋外授業中、25カ月の男児が列を離れて車道に飛び出す事故が発生した。一歩間違えば大惨事につながる状況だったが、通りかかった市民の機転により無事救出された。
JTBC「事件班長」の番組が10日、保護者からの情報提供として伝えた。
事故があったのは5日午前10時38分ごろ。当時、保育士5人が園児11人の面倒を見ており、目が行き届きやすい状況だったという。しかし、目を離した隙に男児1人が列を離れて近くの車道へと走り出した。歩行者信号が赤の状態で車道に入り込んだ男児は、向かってきたトラックにひかれそうになる危機を一髪のところで免れた。男児がなおも車道を進もうとしたため、これを目撃した歩行者の市民が急いで男児を抱きかかえて保護し、保育園まで送り届けたことで事なきを得た。

事故後、男児が現場を離れていた時間をめぐり、双方の主張は食い違っている。保護者側が「いなくなってから約7分間、保育園側は全く気付いていなかった」と訴えたのに対し、保育園側は「1分ほどで気付き、捜索していた」と説明した。
保育園側は、命に関わる危険な事故だったにもかかわらず、発生から2時間以上が経過した後にようやく保護者へ連絡。さらに、担当保育士が事故を大ごとと捉えず「単なるハプニング」のように軽く説明したため、保護者は深く傷ついたという。

保育園の園長は翌6日、連絡帳アプリを通じて謝罪文を送り、「安全管理体制を全面的に再点検し、教職員への教育を通じて再発防止に努める」と陳謝した。
男児は事故のショックから、夜間に突然泣き出すなどの不安症状を見せており、今週は一度も登園できていないという。保護者は「危険を顧みず救ってくれた通行人には心から感謝している」とした上で、「保育士らの苦労は理解しているが、子どもの命が脅かされる事態が二度と繰り返されてはならない」と、強い不信感と再発防止を訴えている。
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