2026 年 6月 14日 (日)
ホーム社会「手伝おうか」の親切に刃物で応戦…韓国・教室で同級生の首を5回刺した中学生、まさかの拘束令状棄却で警察が異例の超警戒

「手伝おうか」の親切に刃物で応戦…韓国・教室で同級生の首を5回刺した中学生、まさかの拘束令状棄却で警察が異例の超警戒

(c)news1

韓国京畿道龍仁市の中学校で、自分を助けようと言葉をかけた同級生の男子生徒を教室で刃物で複数回刺したとして、男子生徒が警察の捜査を受けている。事件の重大性にもかかわらず、裁判所が加害生徒への拘束令状を棄却したため、警察が被害生徒の保護措置を強化する異例の展開となっている。

京畿道龍仁西部警察署は9日、殺人未遂の疑いで加害生徒を立件し、調べていると明らかにした。

加害生徒は5月27日午後1時半ごろ、龍仁市水枝区の中学校の教室で、同じクラスの男子生徒の首などを刃物で5回刺した疑いが持たれている。被害生徒は近くの病院に搬送され、応急処置を受けた。命に別条はないという。

加害生徒は、授業の課題をめぐり「手伝おうか」などと声をかけてきた被害生徒に不快感を抱き、あらかじめ用意していた刃物で犯行に及んだとみられている。当時、現場にいた教員と一部の同級生が犯行の一部始終を目撃していた。

通報を受けて出動した警察は、加害生徒をその場で検挙した。加害生徒は満10歳以上14歳未満の「触法少年(刑事責任を問われない非行少年)」には該当しない年齢(14歳以上)だった。加害生徒は現在、教育当局から出席停止処分を受けている。

警察と検察は事案の重大性を考慮して拘束令状を請求したが、裁判所はこれを棄却した。裁判所は「少年の拘束はやむを得ない場合に限られる」とした上で、「証拠は大部分が収集されており、隠滅の恐れもない」と理由を説明した。

この決定を受け、警察は被害生徒の安全を確保するため、位置情報などを通報できるスマートウォッチの支給や、自宅周辺の重点的なパトロール、防犯カメラの設置など多角的な保護措置を実施。さらに、刑事や学校担当の警察官を動員し、加害生徒の動線や所在を定期的に確認している。

警察関係者は「現時点では加害生徒を強制的に隔離する法的な手段がない。被害生徒側の不安を最小限に抑えられるよう、全力を尽くしている」と話している。

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