韓国でトコジラミ（南京虫）恐怖（Bedbug Phobia）が拡散している中で、29歳会社員が「トコジラミを追い出すのに役立つ」としてオンライン・トコジラミの現況ボードを作った。
LGCMSサービスチームでブロックチェーン関連業務を受け持っているカン・ジェグ氏（29）。トコジラミが社会問題化し始めると、4日から開発に乗り出し、9日にトコジラミボード（bedbugboard.com）を公開した。
ボードには日、週、月ごとの出没総数はもちろん、地域と関連記事をすべて扱っている。地図とともに地域別の出没日時・場所を紹介し、トコジラミに敏感な人々に大いに役立っている。
カン・ジェグ氏はトコジラミボードを製作することになった理由について、YTNとのインタビューで「四季を通じて蚊帳を張って寝るほど虫に敏感な体質で、トコジラミ関連ニュースを見て不安になり、自らトコジラミ出没に関する情報を集めなければならないと思った」と話している。
カン・ジェグ氏は、トコジラミ恐怖といわれるほどトコジラミを嫌う社会の雰囲気を考慮して「市民に知らせるのが最優先だが、事業場に被害が出ないよう、商号名を除いている。例えば、『京畿道城南市寿井区（キョンギド・ソンナムシ・スジョング）』の旅館などと表示している」と話している。
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