
ソウル市麻浦(マポ)区に住む大学生キム・ミヒョンさん(25)は最近、友人3人と「セットログ(SETLOG)」を始めた。決まった時間ごとに2秒ずつ動画を撮り、同じ時間帯に互いが何をしているのかを見られる。1日が終わると、それぞれの動画が一つの友情ブイログとして完成する。
キムさんは「就活生、社会人になりたての人、大学生と互いの生活が変わり、頻繁に会うのは難しくなったが、日常を知り続け、親しく過ごしたくてセットログを始めた」と話す。「会話を続けなければならないカカオトークや、構えて写真を投稿するインスタグラムなどのSNSより負担が少ない」という。
news1が25日までに取材した内容によると、最近、Z世代を中心に、少人数で自分の日常を決まった時間ごとに共有する「セットログ」アプリが流行している。不特定多数に自分をさらすSNSに疲れを感じ、少数の人と日常を分かち合うクローズド型SNSを求めるZ世代の傾向が反映されたとの見方が出ている。
セットログは、少数の友人を集めたグループで、1時間ごとに通知が鳴るたび、自分がしていることや見ている風景などを2秒ほどの短い動画で撮影し、投稿するアプリだ。凝った演出や編集ではなく、通勤中、昼食のメニュー、運動する姿など、ありのままの日常を記録する点が特徴だ。1日が終わると、その日に各自が毎時間撮った動画が続けて再生され、一つの「ブイログ」の形になる。
セットログは2025年12月25日に初めてリリースされ、2026年4月初めからアップルのアプリストアのソーシャルネットワーキング部門で人気上位に入った。24日時点では同部門の無料ダウンロード人気ランキングで1位を記録。人気を受け、アンドロイド版も23日にプレイストアで公開された。
利用する20、30代は、セットログの長所として「負担が少ない」点を挙げる。雰囲気のよい場所で映える写真を演出し、補正して投稿するインスタグラムや、長文中心のスレッズとは異なり、短い動画を撮るだけで済むためだ。
最近セットログを始めた26歳の利用者は「インスタグラムは多くの人に見せる自分のポートフォリオのようになって久しく、投稿一つにもどんな文句が適切か、どの写真を最初に置くべきか悩む」と話す。「セットログは友人同士で気軽に、互いが何をしているのかを見せ合う感覚なので、抵抗感や負担がない」と説明した。
また、投稿を不特定多数に見せる他のSNSとは異なり、少数の知人とささやかな日常を共有する感覚で参加できることも人気の理由だ。カカオトークやダイレクトメッセージのように返信の義務もなく、負担を抑えて人間関係を保てる。
2026年4月からセットログを使い始めた28歳の利用者は「普段からカカオトークやショートメッセージでわざわざ連絡したり、返信したりするのを面倒に感じるほうで、友人と連絡を続けるのが難しかった」と話す。「セットログは友人にあえて連絡しなくても互いが何をしているのか分かり、返信や絵文字で反応できるのでよい」という。
セットログ開発チームは、できるだけ負担なく日常を自然に分かち合うプラットフォームを作りたかったと説明した。ニュース1のインタビューに「最近のコミュニケーションアプリは便利に見えるが、実際に使うと疲労感や義務感を与える場合が多く、近くにつながっている感覚より、答えなければならないという負担がある。私たちは関係の距離感を縮める体験を作りたかった」と語った。
開発チームは「現在、毎日2700万本のセットログ動画が投稿されており、その規模も日々拡大している。利用者がそれぞれの方法でセットログを創造的に活用し、その中で楽しく使っている姿を見ることが大きな刺激になる」と付け加えた。
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