2026 年 4月 29日 (水)
ホーム社会「出所8日後に再犯」フィギュア購入を装い8億ウォン詐取…韓国・30代男に下された懲役3年

「出所8日後に再犯」フィギュア購入を装い8億ウォン詐取…韓国・30代男に下された懲役3年

(c)NEWSIS

詐欺罪で出所した韓国の30代男が新たな犯行の標的にしたのは、中古取引アプリに載った一つの投稿だった。30代の被告は詐欺の前科がある。2023年と2024年に詐欺罪で2度の懲役刑を受けた。

被告が釜山(プサン)刑務所での服役を終えたのは2024年12月2日だった。しかし、心にあったのは更生への決意ではなく、再び人をだまそうという考えだった。

その時、被告の目に「特定のフィギュアを購入する」という中古取引の投稿が入った。この投稿は、被告にとって標的となった。

被告は投稿者に連絡し、「私の口座にフィギュア代金として30万ウォン(約3万2000円)を送金してくれれば、品物を送る」と伝えた。

当然、被告はフィギュアを持っていなかった。出所からわずか8日後のことだった。

30万ウォンを受け取った被告は、犯行をさらに広げることを決めた。そのために、投稿者にあれこれと理由を並べた。

被告は「フィギュア代を返金する」「さらに金をくれればフィギュア2個を送る」「品物を早く配送してもらえる」などと言って投稿者をだました。

それだけではない。「銀行審査が承認されれば金を返す」「口座が止められていて金が必要だ」「生活費がないので貸してくれれば返す」など、納得しにくい言い訳と虚偽の説明も続けた。

こうして被告が投稿者からだまし取った金額は、計8億3439万ウォン(約9000万円)に上った。これだけの大金を詐取するのに、2カ月もかからなかった。

このほかにも被告は2024年2月から7月まで、作業ローンや購入代行などを名目に、被害者26人から計4300万ウォン(約464万円)相当をだまし取った。

被告は奪った金を違法賭博や暗号資産投資などに使い果たした。

法曹界によると、釜山地裁は、特定経済犯罪加重処罰法上の詐欺などの罪で起訴された被告に懲役3年を言い渡した。

地裁は「被告の詐欺犯行により、被害者らは相当期間、経済的困難と精神的苦痛を受けたとみられる」と指摘した。「それにもかかわらず、被告は現在まで被害額の相当部分を弁済できておらず、今後も被害者らの損害が回復される可能性は高くない」と述べた。

さらに「被告が累犯期間中に犯行を繰り返した点、同種犯罪で複数回処罰された前歴がある点を考慮した」と判示した。

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